小さなネットショップ開店に最適なサービスを比較する!

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無料でネットショップを開店してみたい!

まずは無料で。
最初は初期費用も月額使用料もかけずに、「ネットショップをオープンすること」がどんな感じなのか知りたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで、わたしが実際に体験したことと、調べてみたことをまとめたいと思います。

今まで数年間利用してきた2つのサービスを比較しました

STORES.JP

403 Forbidden

最初に登録したのがSTORES.jpです。
月額使用料も初期費用も無料のコースと有料のプレミアムコースがあります。

「フリープラン」でショップを開店し3年以上経ちます(2018年現在)。
PC版のトップページはこういった感じ。
ショップアプリ
右上のログインボタンから設定画面に進みます。
サイトのデザインはレイアウト(画像の大きさや配置)を8パターンから選ぶことが可能で、壁紙やお店の名前の字体など用意されたものから選ぶことができます。
それほどこだわりのないわたしには充分でした。

お店のURLに独自ドメインを指定したい方はプレミアムコース(有料)を選択します。
なお、SEO対策などを考えたページ作りができないため別途、運営サイトやブログは必須で、またショップ用の各種SNSアカウントを所有している場合が望ましいです。
外部に宣伝できるような場所を持ちながら運営するというスタイルになるかと思います。

数年使用してみて、アクセス解析できないことと、独自ドメインでの運用をしたいと思うようになったため、有料プランを検討するようになりました。
https://stores.jp/

BASE

香取慎吾さんのCMもスタートしました(2018年現在)。
STORES.jpではショップページにどのくらいアクセスがあるのかがわからず不安でもありましたし、独自ドメインでの運用をするためにSTORES.jpの有料プランとBASEを検討した結果、無料登録してみることにしました。
スマートフォンアプリのトップページはこのようになります。
独自ドメイン型ネットショップ
BASEには専門アプリがあり、スマートフォンにインストールすることでお客様にも割引キャンペーン(ショップ側の負担なし)がよく開催されているので、お買い物する側にもお得感があります。
また、ショップ側が10%オフクーポンや300円割引きなど、自由な設定で常時クーポンを配布することが可能なので、とても便利です。

デザインは基本テーマが11種類、さらにスタイリッシュな有料テーマが用意されています。
さらに、HTMLの編集が可能です!


初期費用、月額費用も無料で独自ドメインでの運用も可能です。
また自分の開いたショップに1日何人の方が訪問しているかなどアクセスを確認することができます。

初期費用や月額無料で独自ドメイン型ネットショップ開店するには?

BASEのほかにも、無料で独自ドメイン型ネットショップを運営できるサービスはあるのかを調べてみると、イージーマイショップの無料プランが独自ドメインに対応していました。

イージーマイショップ

セット販売やオーダーメイド商品に強いネットショップ構築|イージーマイショップ
オーダーメイド商品に強いネットショップが作れる「イージーマイショップ」。ネット販売の初心者でも簡単にネットショップを開業できます。Instagramショッピング やFacebookショップへの出店にも対応。

クレジットカード決済に対応するにはイージーペイメントの登録が必要になるそうです。

イージーペイメントのご利用には所定の審査があります。
審査期間は通常2~3週間ほどかかります。
※ 場合によっては審査期間が通常より長くなる場合もございます。日数に余裕をもってお申し込みください。
また、個人店舗でのコンビニ決済については、一定の販売実績が必要となる場合があります。

上記のように、クレジットカード決済対応がすぐその日から、とはならないようなのでなるべく早めに申し込むのが良いですね。
この点が気になるポイントかなと思います。



https://www.easy-myshop.jp/

minneでのスイーツなど食べものの取り扱いは?

minne
コンセプトのひとつは「商品ではなく作品」。
法人ではなくあくまでも個人での販売をしている作家さんと、1点もののハンドメイド作品との出会いを楽しめるサービスです。
minneでは2016年4月よりスイーツなどの食品の販売が可能になりました。
法人でも個人としては登録申請が可能のようです。
ですがあくまでもコンセプトを心に留めての運営になるかと思います。



※ちなみに犬用ケーキやおやつのカテゴリーは設置されていないため、犬用ケーキ等の販売は現在(2018年3月)できません。
なにか変化がありましたら追記いたします。

個人での販売であればフリーマーケットスタイルもあり

また、ネットのフリーマーケットとして利用されているのがメルカリやラクマです。

取引方法は値下げ交渉や、出品者の方が「事前にコメント入れてください」と注意書きをしている場合などもあり、独特なルールがあります。

そのためコメントでのコミュニケーションが大切になり、できれば返信など早めに対応できることが望ましいです。
リアルにイベントなどに出店している感覚と同じと考えて、そういったやり取りが苦にならない方が向いています。

わたしが実際に登録していたのがフリルとラクマです。
犬用ケーキ販売として登録していたのはラクマで、2018年2月にフリルはラクマと統一されてひとつのサービスになりました。

ショップの入口、玄関、という使い方ではなく、お得意様のためのオーダーメイド用として利用させてもらっています。
通常の販売スタイルとしてはスマートフォンアプリを気軽に使用することに慣れている方が顧客層になるかと思います。

各種手数料比較をしてみました!2008年3月現在

クレジットカード決済を利用される方が多かったため、クレジットカード決済手数料を基本として表にしています。
クレジットカード決済のみの対応ということではありません。

各サービスによって様々な決済方法があり、BASEはクレジットカード決済のほか、コンビニ決済とPay-easy、銀行振込、後払い決済、キャリア決済と多様に対応しています。

 ショップスタイル売上手数料クレジットカード決済手数料振込手数料
イージーマイショップ 無料版5.0%+40円250円(税別)
BASE3%(送料含む)  3.6%+40円売上2万円以上 250円
2万円未満 250円+事務手数料500円
STORES.jp 

フリープラン

5%(送料含む)月末締め 売上1万円以上 250円
売上1万円未満 250円+事務手数料250円
 フリーマーケットスタイル
minne10.8%(送料別)172 円(月末締め 売上1,000円以上(送料含む)から)
楽天ラクマ 0円210円  1,000円以上
(1万円以上を楽天銀行へ振込は無料)

たとえば1点が600円程度の価格設定とすれば各種手数料がなるべく少額なサービスを選びたいところですし、毎月2万円以上の売り上げがコンスタントにない小さな個人ショップの場合は各種手数料のほかに、売り上げが月締めなのか、一定の売上額でその都度で振り込み申請が可能なのかがポイントになりますね。

そこで1ヶ月に5000円の売り上げ+送料500円がかかった場合と、1ヶ月10,000円の売り上げに送料500円、1ヶ月に20,000円売り上げ送料500円がかかった場合とを比べてみました。

イージーマイショップについては送料が含まれるかどうかと、振り込み可能な売り上げ金額がわからなかったため、送料含まずと勝手に計算しているためあくまで目安となります。

 ショップスタイル1ヶ月5,000円売上10,000円売上20,000円売上
イージーマイショップ 無料版 (4,460円)※ (9,210円)※
BASE 3,847円 8,571円18,357円
STORES.jp フリープラン 4,225円9,225円18,725円
 フリーマーケットスタイル
minne 4,288円 9,248円 17,668円
楽天ラクマ 4,790円 9,790円
(楽天銀行への振込の場合1万円)
 19,790円
(同左2万円)

※2018年3月現在の計算のため詳しくは各サービスでご確認をお願いいたします。

2万円以上の売り上げが毎月ある、もしくは振込申請できる金額が2万円以上になるまで振込申請をおこなわない!という方にはBASESTORES.jpフリープランでも振込金額がほぼ変わりません。(サービスによって振込申請期限があるため注意が必要です)
そういったショップの場合には、サービスが充実したBASEがおすすめです。

小さなネットショップを無料でオープンしてみた!まとめ

ショップスタイル部門ではSTORES.jpフリープランが使いやすいように思えますが、実際に経験してみるとフリープランでは独自ドメインに非対応で、割引クーポンやアクセス数などのサービスも受けられず、外部から検索されないため別途用意するサイトに貼ったURLやSNS経由からのアクセスに頼ることになります。

BASEは新規のお客様にも訪問していただくことが多く、スマートフォンアプリもあり、無料で独自ドメイン対応、各種キャンペーン、クーポン発行などサービスが充実していました。

イージーマイショップ無料版については実際に体験して詳細をまた記事に残したいと思います。

フリーマーケット部門ではサービスそれぞれに固定したお客様層が違うと考えられます。売り上げが分散されることも良しとして、すでにショップスタイルやサイトで販売をされている方もフリーマーケット部門に出店するのも良いのではないでしょうか。

※計算した数字は正確ではなく目安になります。また2018年3月現在の情報や計算を記載しているため、詳しくは各サービスのサイトで必ずご確認をお願いいたします。

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