ケーキのデコレーションに欠かせないのが、しぼり袋。
スーパーなどでパック入りの生クリームを購入した際に、おまけとして付いてくるものを使用している方も多いかと思います。
1年中というよりも、クリスマスやバレンタインの時期に添付されていることが多いようです。
そのほかの時期はホームセンターの製菓道具のコーナーのほか、100円ショップでも手に入れることができます。
デコレーションはめったにしないから、おまけでじゅうぶん!と思っている方もいらっしゃるかと思います。
わたしもそうでした!
100円ショップや、おまけで付いてくる「しぼり袋」とプロ用など、ほかのものとにはどんな違いがあるのでしょうか。
しぼり袋の種類
100円ショップなどで販売されている10枚前後入りセットです。
食品用のやや厚手のビニール。
犬用カスタードクリームなど、やや硬めのクリームなどに使用する際には2枚重ねて使うと破れにくいと思います。
ただし洗って繰り返し使う耐久性はありません。
製菓材料店などで販売されている破れにくい厚手のもの(左側)。
素材には綿素材、ポリエステル、シリコンなどがあります。
左側のしぼり袋にはポリエステル繊維にウレタン樹脂コーティングが施されています。
犬用デコレーションにはゼラチンを入れたり、じゃがいもクリームを使用することが多いため、破れにくい、しぼり袋を探していました。
丈夫な綿素材と迷ったのですが、色が付いた場合に落ちにくいかなと思い、つるつるしたポリエステル製を選び愛用しています。
色が付くなどは見た目や好みの問題で、どちらも耐久性はあると思います。
それでも100円ショップのしぼり袋は必ずストックしています!
その使い方をご紹介します。
しぼり袋の使い方~ひと工夫~
メインのしぼり袋(左)の口先は口金の先が出るようにカットしておきます。
まず犬用ケーキのデコレーションに活躍するじゃがいもクリームを100円ショップで販売されているしぼり袋に入れました。
それから先の部分をカットし、クリームを少し下に押しやりながら、クリームを入れた部分のビニールをまとめてクリップで止めます。
これは絞った際に、クリームの逆流を防ぐためです。
※じゃがいもクリームの作り方です。
▶犬用クリームレシピ【大麦若葉のじゃがいもクリーム】
そして左側の、メインのしぼり袋に口金をセットしてから、先程のクリームが入った絞り袋を入れます。
こうすることで2色のクリームでも、それぞれを変更してセットするだけでメインのしぼり袋をあまり汚さなくて済みます。
口金に残ったクリームはキッチンペーパーで拭き取るか、口金だけをよく洗いまたセットします。
しぼり袋の使い分け
100円ショップのしぼり袋だけで、じゃがいもクリームなどやや硬めのクリームをしぼろうとすると、力をかなり加えるため破けることがあります。
破けにくい、しぼり袋を1枚購入しておくとほんとに作業がとっても楽になります。
さらに洗って繰り返し使えるため、コストパフォーマンスは高いと感じます。
価格はサイズにもよりますが200円前後から1000円前後のものがあります。
ナイロン絞り袋 No.14 |
生クリームのデコレーションはもちろん、犬用ケーキ作りにはぜひ揃えておきたい基本の道具です。
▶そのほか基本の道具紹介は道具図鑑に掲載しています!