立体的なかたちに、しぼることができる3D口金です。
使いこなせるかどうか…と思いつつ、デコレーションがあまり好きではないわたしでもきれいに仕上がる方法を模索していてこちらの道具に挑戦してみることにしました。
使い方にもちょっとした工夫が必要だったためこれから紹介していきたいと思います。
3D口金で検索してみると、種類がたくさん!
名称は「ロシアン口金」、「フラワー3D口金」、「3D口金」などで検索すると、単品やセットで購入することができます。
またサイズが(小)と(大)があり、ショップによって明記のないものや微妙にサイズが違う表記だったりするのでよく確認しましょう。
下記のショップでは(小)と(大)の表記があるため、わかりやすいと思います。
*馬嶋屋菓子道具店*
フラワー型3D口金ではどんなかたちになるのか?
わたしが購入したのは(大)サイズで、びっくりするくらい大きいです。
バラの花のかたちが絞りたかったので、それらが入っているセットを選びました。
口金を見ただけではわかりにくいので、
こちらや、
こちらです。
微妙に違うかたちなどがあるため、ショップでの絞り出し画像を見て、好みのものだけ単品で購入する方法もあります。
3D口金を購入する際に気をつけること
小サイズもそうですが大きさが通常の口金とはまったく違い貸すので、3D口金専用の絞り袋を一枚用意します。
※口金サイズに口先をカットしてしまうため、ほかの口金用には使用できなくなります。
絞り袋の種類についての記事はこちらになります。
おもな絞り袋の種類を紹介しているのですが、このなかでもなるべく丈夫なものを選んだほうが良いです。
というのも、3D口金に適しているクリームの種類が固めのものなので力を入れて絞ります。
そのため、100円ショップなどで販売されているビニール製の使い捨てタイプはすぐに破れる可能性があります。
わたしは丈夫なナイロン製の絞り袋にセットしました。
また生クリームのデコレーションにも使用はできると思いますが、きれいにかたちが出来るために適してるのはバタークリームやマッシュポテトの生地になります。
生クリームだけの使用を考えて、家庭にて気軽に使いたいと思っている方には工夫が必要になるなどの点もあるかもしれません。
わたしはポテトの生地のみに使う用途だったので、悩まずに購入できました。
3D口金の使い方その1 セット方法
まず、100円ショップなどでも販売されているビニール製の絞り袋に生地を入れ、上のほうは生地が逆流しないようにクリップで止めます。
あらかじめ、3D口金は丈夫な絞り袋の口先をカット(口金をセットしたときに口金と袋の重なりを幅2cm以上は用意し、口金の先だけが出るように)してセットしておきます。
そちらへ、先ほどの生地を入れてある、絞り袋の口先をカットした状態でセットします。
3D口金の使い方その2 使い方
絞り出す際には、絞り出す面に垂直に絞り袋をくっつけて、ゆっくりとそのまま垂直に引き上げながら絞ります。
お好みの高さまで絞り、いったん垂直に軽く下げて押し付けるようにしてから持ち上げて離します。
このへんの加減は慣れてくれば出来ますし、なによりコツは下準備と、生地がある程度固めであればきれいなかたちが絞れます。
※じゃがいもクリームの作り方です、ご参考までに!
3D口金の使い方 まとめ
さまざまな花のかたちが絞れる、3Dフラワー口金の購入者レビューを読むと使いこなしていない方も多く、わたしも購入前は不安になりました。
マッシュポテトの生地に使う予定だったため、「まあ大丈夫、なんとかなる!」と厚地で丈夫な絞り袋と一緒に購入。
そのまましぼるよりも、絞り袋を2重構造にしておくと生地もセットし直すだけで色を変えやすいので便利でした。
また生クリームできれいなかたちにしたい場合は、乳脂肪分の多い生クリームにゼラチンを加えて生地を固めにするなどの工夫が必要になるかと思います!
そのため、丈夫な絞り袋の用意が必須と思われます。
▶そのほか基本の道具紹介は道具図鑑に掲載しています!